シンジケートの名前は、
"The Magnificent Seven"
「ザ マグニフィセント セブン」は、 1996年9月28日、アスコット競馬場で牝馬のG1レース、クイーンエリザベスIIステークスが開催された日、イギリスで活躍する人気インタリア人ジョッキー、フランキー デットーリ騎手が、全7レースを勝った競馬史に残る勝利のことをいう。
「ザ マグニフィセント セブン」シンジケートは、
11月6日、ロールオーバーが続き、
ユーロミリオンのジャックポット賞金が
9,000万ポンドに膨れ上がっていたときの、
ラッキーな当選者たちだ。
(135億円くらいかな)
ヨーロッパ9カ国が参加するユーロミリオンは、参加者が多いので、賞金も巨額になることが多い。
当選番号は、11. 19. 34. 43. 45 - 5.9
11月6日、5つのメイン番号と2つのラッキスター番号がすべてマッチした当選チケット所有者は、2人(2組)いた。 しかも、2人ともイギリスに住んでいることが発表された。
実際は、91,141,670万ポンドのジャックポット賞金は、2等分された。
1人£45,570,835.50 になる。
2分の1でも、まだ巨額だ。
これは、イギリスでロッタリー史上最大の賞金だそうだ。
2つの当選チケットのひとつを所有していたのは、「ザ マグニフィセント セブン」とシンジケート。
リバプールの近くマージーサイドにあるBT(ブリティッシュ テレコム)内のコンピューターを担当するヒューレット パッカードの派遣社員たちで、シンジケートは、4ヶ月前に結成したばかりだそうだ。
57歳のジョン、28歳のジェームス、32歳のショーン、19歳のアレックス、23歳のエマ、35歳のセリ、39歳のドナの7人。
それぞれに、650万ポンド(10億円ちょっとかな)が配分された。
シンジケートの責任者のジョンは、日曜日の朝眠りにつけなかったので、3時にテレビのテキストで当選番号をチェックしたそうだ。
チケットをオフィスの引き出しに置いてきたので、夜が明けるとすぐにオフィスに行って、チケットがあることを確認してから、シンジケートのメンバーに電話をしたそうだ。
不景気なイギリス、連絡を受けた人たちは、はじめ、会社を首になったのではないかと思ったそうだ。
ジョンの奥さんは、今年はじめに倒産したウルワースに勤めていたので、1月に職を失っていた。 >>
さよならウルワース
これで、今年は最高のクリスマスを迎えることができると大喜び。 まずは、家族でニューヨークにクリスマスショッピングにいくそうだ。
一番若いアレックスは、半年前に高校を卒業したところ。 お母さん、義理のお父さん、姉妹が2人、義理のお兄さんと妹さんと大家族。 家族の皆が豪華なクリスマスを迎えることができるようにしたいそうだ。
ジェームスは、奥さんと6歳と6ヶ月の息子が2人。 当選した知らせを受けたときは、一瞬頭が空白状態になったそうだ。 ずっと貸家に住み、家を所有したことがないので、まずは、マイホームを探すそうだ。 マイホームを探しに値段の上限を記入しなくても良いのが快感らしい。 しかし、何より子供に何でもしてあげることができると思ると最高の幸せを感じるそうだ。
ドナは、10代の子供2人とパートナーの4人暮らし。 今年の有給休暇をすべてとってしまったので、クリスマスも仕事をしなければならないことになっていたそうだ。 これで、仕事をやめ、家族と一緒にクリスマスを過ごせるのが何よりうれしいそうだ。
また、70歳を過ぎたお母さんが、体の不自由な弟さんの面倒を見ているので、大きな家を買って、皆一緒に住んで、これからは自分も弟さんの世話を手伝うことができると喜んでいる。
携帯電話で知らせを受けたときは、通りで大声を出して踊りだしたそうだ。
皆が一緒になって、「幸運」を願うのが一番良いことなのかも。。。
うん、答えは、シンジケートにあり ? ? ?
ザ マグニフィセント セブン 。。。 ラッキー セブン 。。。。!?
上の写真は、
ナショナルロッタリーのHPから拝借。
HPでは、当選者のビデオも見ることができる。