ナショナルロッタリーは、一般に「ロト」といわれ、イギリスでもっともポピュラーな国営宝くじです。
1994年に始まって以来、すでに2000人以上のミリオネアを出してきました。
週に2回、水曜日と土曜日に抽選があります。
1~49の番号から6つの番号を選び、抽選された6つのメイン番号と選んだ6つの番号がぴったりマッチしたときに、ジャックポットとなります。
ジャックポット賞金は、日本の宝くじのように固定額ではなく、売り上げに比例するので、当選者が少ないと、巨額の賞金になります。
6つのメイン番号以外に、ボーナス番号も抽選され、メイン番号から5つの番号とボーナス番号がマッチすると2着賞金がでます。
また、5つのメイン番号がマッチしたとき、4つのメイン番号がマッチしたとき、3つのメイン番号がマッチしたときにもそれぞれ賞金がでます。
3つのメイン番号がマッチしたときの賞金は、£10と固定されていますが、他の賞金は、売り上げから経費を差し引き、当選者数で分配することになります。
賞金が出る確率は、54分の1。
ジャックポット当選者がなければ、その賞金は、次の抽選日に持ち越されます。 ジャックポット賞金を持ち越すことを「ロールオーバー」といいます。 ナショナルロッタリーは、3回まで「ロールオーバー」があります。 2度目のロールオーオーバーを「ダブル ロールオーバー」3度目を「トリプル ロールオーバー」といいます。
1993年に、イギリス政府がロッタリー法を制定し、ロトの売り上げの一部を宝くじ基金として、”Good Causes” に運用することにしました。 当時、スポーツ、アート、遺産、チャリティ、2000年に向けてのプロジェクトの合計5つの目的を支援することにしました。
現在は、2012年ロンドン オリンピック支援が重要な目的のひとつとなっています。
現在のロッタリーのオペレーター(運営会社)は、キャメロットCamelot。
イギリスに3万台以上のロト販売用ターミナル(カードリーダー)が置いてあります。